平成20年2月28日

この度は第11回パソコン教室にご参加頂き、有り難うございます。今回のテーマ「デジカメを使った動画処理」は今回で2回目の教室になります。前回の経験から、有効な教室にするには、参加頂く皆さんにも、充分な受講前の予習が必要と痛感いたしました。

そこで、皆さんのPCを動画処理環境に近づける設定に変更して頂くと共にご自身で撮影された動画を教室内で処理出来る状態にしてお持ち頂くよう、事前に確認作業を行います。限られた時間で、効率よく、「動画処理作業」を習得して頂く上で、是非必要な作業なので、ご協力を宜しくお願いします。

事前にお願いする作業は次の五項目です。
1.一回20秒程度の動画を3本、ストーリー仕立てで撮影

2.拡張子が見えるように自己PCの設定を変更

3.動画ファイル貯蔵用のフォルダを作成して動画を貯蔵

.4.MOV 拡張子の動画ファイルは事前に.AVI/WMV file に変換

5.変換後のファイルをUSBメモリー(Min.1Giga)に入れて持参





1.一回20秒程度の動画を3本、ストーリー仕立てで撮影

教室当日、直ちに動画の編集作業に入れるように三つのシーンを動画で撮影してご持参ください。一シーンを、20秒程度としたのは、あまり長いと、動画が間延びしてしまう事と、編集作業に余分な時間が掛かる事を考えての事。また静止画も一、二枚加えても結構です。出来得れば、これ等の材料を繋いで一つの短いストーリーが完結するよう材料をご用意下さい。例えばこんな感じです。(ここで用意した動画は10秒程度の3本で後の始めと終わりは教室で用意している有り物の組み合わせです)
画面上の矢印をクリックすると「スタート」

   

2.拡張子が見えるように自己PCの設定を変更

通常ウインドウで使われるファイルには、名前の後に<.xxx>というファイルの種類を表す拡張子が付いています。コンピュータはその拡張子を見て、そのファイルにあったプログラムを動かしますが、何故かマイクロソフトは購入時には、拡張子を隠して表示する仕様になっています。(ご自分のファイルをマイコンピュータなどからご確認下さい)そのため、ただ見ただけでは、どんなファイルか判断が付かないため、動画など多数の違った拡張子が付いたファイルを扱う場合には大変不便です。

そこで初心者以外は、PCの設定を変更して、拡張子が見えるようにするのが一般的です。デジカメが作る動画の場合は<.AVI>と<.MOV>と二つの違った種類のファイルが代表的です。<.MOV>の付いたファイルは、ウインドウズでは見れなかったり、殆どのソフトで編集出来なかったりします。ファイル表示で、拡張子が見える設定に変更するほうほうは、ここをクリックして、出てきたマニアルを印刷して、変更しましょう。手間はほんの数分で、今後の作業が楽になります。先ず第一に設定変更しましょう。

3.動画ファイル貯蔵用のフォルダを作成して動画を貯蔵

初心者が良く陥るトラブルは、折角デジカメから取り込んだ画像ファイルや動画ファイルが、自分のPCのどこに仕舞ったか判らなくなる事です。

殆どのPCは、判りやすく言うと、CドライブやDドライブと呼ぶファイルを入れる押入を持っています。他にも、EドライブというCD/DVD有るファイルを入れる押入や、USB接続で繋ぐ、USBメモリーや、デジカメ、SDメモリなどのテンプラリードライブと言う名の沢山の押入があり、その下に色々の名前を付けられたフォルダという名前の引き出しを持っています。画像や動画などの独自のファイル名が付いたファイルも、どの押入のどの引き出しに入れたのか忘れてしまうと探すのが大変です。(PCのハードウエアの状態によりドライブ名は変化します)

そこで、デジカメからのファイルの取り込み方(XP用) (Vista用)取り込んだファイルの判りやすいフォルダ(引き出し)の名前の付け方と仕舞い方を解説したので、写真/動画専用の引き出しを作って、デジカメからファイルをPCに移動させてください。
4.MOV 拡張子の動画ファイルは事前に.AVI/WMV file に変換

貴方のデジカメが作る動画ファイルが <.MOV> であれば、ファイル変換作業が必要です。そのままでは、動画の編集作業は出来ないだけでなく、そのまま、見る事すら出来ないことがあります。(無料のReal Player や Quicktime Player をインストールして見る事は可能ですが)。このため、貴方のデジカメが <.MOV> 型式の場合は、撮影した動画は、受講前、事前に <WMV>または<AVI>型式に変換して、お持ちづださい。(上手く変換出来ない場合は、正常な授業が受けられないこともあるので、事務局で変換してお返します。必ず速やかにご連絡下さい)。

変換には先ず、ここから変換プログラムを取り込んで、立ち上げ、ご自分の<.MOV> ファイルを <WMV> ファイルに変換しますが、その方法はこのマニアルを取り込んで、印刷してから実行して下さい。

5.変換後のファイルをUSBメモリー(Min.1Giga)に入れて持参

項目3.で、マイピクチャ(Vistaではピクチャ)に保存したあなたの動画ファイル3個は、USBメモリーに入れて教室までご持参下さい。もしUSBメモリーをお持ちでない方は、お近くの大型電気店で、「1ギカバイト用USBメモリー」が2千円以下であります。(実際の必要容量は20秒動画3本で100MB以下だが、余裕のある1Gがお薦めです。)USBメモリーが有れば、教室で編集した動画はこのメモリーに入れてお持ち帰り出来ます。動画や静止画をPCからUSBメモリに移動させる方法や、メモリから取り込む方法はここをクリックすると詳細に説明が有ります。